-阪和エコスチールへの入社のきっかけは?
酒井:私は、40代半ばで中途入社いたしました。前職で同様な仕事内容を経験しておりましたが、転職を決意したのはその経験を活かし、新たな場所でさらなる社会貢献を成し遂げたいという目標があったからです。
当時、仕事上で阪和エコスチールの方々と接する機会があったのですが、その際に感じた「この会社であればその目標が実現できる」と思ったことが、今に繋がっています。
-実際に当社に転職しての第一印象はどうでしたか?
酒井:一言で言いますと、「安心感」(笑)ですね。阪和興業㈱のグループ会社として、さまざまな面において安心感がありました。
-「安心感」ですか。阪和興業のバックボーンは仕事をする上においても大きいわけですね。今の具体的な仕事の内容を教えていただけますか?
酒井:リース事業部にて、主に「敷鉄板」という商品を取り扱っております。
「敷鉄板」とは、土木および建築といった工事現場において、地面に敷く仮設資材です。安全に作業するために作業場所の足元や車両通路などに使用されます。
現場では一番初めに必要とされ、最後まで使用される、現場の基本となるものです。仮設資材であるため、リース形式にてさまざまなお客様に使っていただいております。
-工事現場には欠かせないものですね。ところで、入社されて半年強で営業所長ですが、プレッシャーを感じませんか?
酒井:私が現在担当している仙台事業所は、東北6県を担当しております。率直なところ、かなり大きなエリアを任されているな、というプレッシャーはあります(苦笑)。ただ、システム面・人材面においての環境がしっかりと整った状態でしたので、まさに「安心感」を持って担当することができました。
-将来の自分について、何か明確なビジョンなどありますか?
酒井:少し専門的な話になりますが、私が現在担当している仙台事業所は、これまでは主に東日本大震災関連のニーズに対応してきました。しかし今後は新たなインフラ工事や太陽光発電や風力発電といったエネルギー関連工事などが主体になっていくと言われています。短期的なビジョンとしては、これら東北の未来に貢献できる物件に、できるだけたくさん関わる機会が得られれば、と思っています。
また、これは入社当時からの想いなのですが、40代半ばでの転職は、実は遅いように見えても、定年まで考えると20年以上と、まだまだ長い(笑)。ですので、今は営業所長として、点(拠点)での行動をしっかりと行うことが重要だと思っていますが、将来的には点から線になるように幅広く目を向けられる人間になりたいですね。
-点から線ですか…。将来は東日本全域、さらには全国的な視野を持つということですね。それでは最後に、就職・転職活動を行っている学生の皆さんに向けて、当社のPRを含めたメッセージを!
酒井:はい。まずは就職活動中の学生の皆様。
当社は阪和興業グループ会社である強みがあります。当社の主要取扱製品は、鉄(スチール)ですが、学生の皆様にとっては、身近にありながら、なかなか馴染みのない、まさに“硬い”イメージがあるかもしれません。その硬いイメージにとらわれず、当社で若く柔軟な発想でそのチカラを発揮していただくことを皆様に期待しています。
そして転職を検討している皆様。
求められるのは、今までの知識ではなく経験かと思います。商品などの知識などは、あくまで基礎であり、前職での経験が今の仕事に役立つ場面が数多くありました。これは他業種の経験を持たれている方でも、大いに当てはまると思います。
また、転職に際して気になる福利厚生面などは、私個人としては安心感を得られました。皆様が考える転職に際し、何を重要視するのかは千差万別でしょうが、これをひとつの参考意見としていただければ幸いです。
就職・転職活動を行っている皆様と一緒に働ける日を楽しみにしております。